「朝のメイクの時間が短くなる」
「いつでも気軽に外出できる」
「メイクを落とすわずらわしさが減る」
などの魅力的な眉メディカルアートメイク。
小島瑠璃子(こじるり)さんをはじめ多くの芸能人が眉メディカルアートメイクを受けていることから、眉アートメイクを身近に感じるかたも増えてきているのではないでしょうか。
メディカルアートメイクというとイモトアヤコさんのような塗り絵のような眉毛が連想されがちですが、以前とは比べものにならないほど技術が進化してきています。
3D眉や4D眉と言われる技法はメイクした眉のように自然に仕上がります。
上の写真の小島瑠璃子さんのメディカルアートメイクは、眉毛が1本1本自然なことと、グラデーションがかかっているので4D眉と呼ばれるものです。
技術が進化したというものの理想的な眉が手に入るのは資格を持つクリニックで施術を受けた場合の話です。
アートメイクは医療行為にもかかわらず、免許を持たない美容エステなどで施術を受け、失敗したいう声がいまだに多いようです。
このサイトでは経験者のよくある失敗談からメディカルアートメイクで失敗しない為に次のことを紹介いたします。

さて、アートメイクでクリニック選びを失敗してしまうとどうなるのでしょうか。
メディカルアートメイクの失敗例の写真
アートメイク失敗の写真
アートメイクで失態したと感じるのはデザインの問題がほとんどです。
実際にどのようなデザインで失敗と感じているのか写真で見ていきましょう。
長さ、位置のバランスが取れていない
(出典:https://ameblo.jp/azusan-4647/entry-12615472705.html)
長さ、位置のバランスがとれていません。
左眉のほうがやや高く傾きがあり、右眉の方が長いように見えます。
施術が荒い
古い機材を使用している為か施術後に黒い点々が浮かび上がってきている。
眉頭が整っていない、色が赤くなっている
眉頭が整っていません。
グラデーションというよりはにじんでいるように見えます。
色も抜けて赤っぽくなっています。
べた塗のような眉
べた塗のような眉になってしまっています。
自眉がある程度残っていますので、アートメイクは少し入れればよい程度です。
自眉を活かせずべた塗のような眉になってしまっています。

メディカルアートメイクを失敗しないクリニックを選ぶ5つのポイントは?
1.施術者さんの技術がしっかりしている
施術者さんがどこで技法を習得したのか、またどれくらいの症例を過去に経験しているかを力量を知ることはとても重要です。
担当の施術者さんにより失敗するか成功するかが決まるといっても過言ではありません。
とは言っても、施術を始める前に施術者さんの力量を見定めることはそれほど簡単ではないのも現実。
WEBサイトをきちんと確認することは欠かすことはできません。
最近では次のクリニックのように施術後の写真を掲載していところも多くみられます。

2.施術前にお医者さんの診察があるか
施術前に問診票に回答を記入し、お医者さんの診療と看護師のカウンセリングがあるかも重要になります。
メディカルアートは医療行為のため、施術前にお医者さんの診療が含まれます。
資格を持たない違法の美容エステにはお医者さん診療はありません。
お医者さんがあなたの輪郭・お肌の質に合わせ、施術・アフターケアを提案してくれます。

3.十分なデザイン共有化
メディカルアートメイクを失敗したと言う経験者のほとんどの場合は、「眉のデザインを後悔している」と実感しているのが揺るがぬ事実です。
その為に、手抜きせずに施術者とデザイン共有をしっかりすることが肝心。
施術希望者の6割程は、こんな風にしたいというおよそイメージがある程度あるようです。
しかしより詳細なデザインを聞かれるとどのようにしらたよいのかアドバイスしてください、という施術希望者が多いそうです。
そういった場合、メイクをするように繰り返し鏡を見ながらデザインしていき、細心の注意を払ってデザインを打ち合わせをしていきます。
施術後に後悔しないためにもイメージ共有に手を抜かないことが一番重要です。
たいていデザインの共有化に30分ほど徹底的に時間をかけます。
デザインの打ち合わせに十分な時間を割かないのはトラブルのもとになりますので、その日に焦ってデザインを決定しないという判断も重要になります。

4.品質の高い、安全な色素
メイクに関心を持っているみなさんなら熟知している通り、眉メイクで難しいのがデザイン、その次にどのようにして自然に仕上げるかです。
アートメイクの色素はカラダの内側に長く残るものなので、品質や安全データの検証を続け信用の高いものでなければなりません。
また、色素はご希望の色を維持する品質でなければなりません。
1つの例として、黒の色素は時間が経過すると青っぽく変化するのが一般的でした。
一昔前のメディカルアートメイクの色素とは違い、今では時間が経過しても希望の色が継続する色素が一般的です。
また、色素はカラダに入れるものなので特に生活に影響を与えない安全性が絶対条件です。
実は、色素の中には鉄が含まれているものもあります。
鉄が含まれていると病院で受けれない検査も出てきます。
例えば、MRIが挙げられます。
MRI検査とは強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査です。
体内に鉄が入っていると、MRIの強力な磁気が反応するためMRIの中に入ることすらできません。
MRIだけでなく他の医療への影響がないよう日々医療情報に接しているクリニックで安全性の高い色素が使われるクリニックで施術を受けましょう。

5.定期的なアフターフォロー
メディカルアートメイクはクリニックで施術を受けたらそれで終わりということはありません。
施術後にもしっかりとしたアフターケアをしてくれるかどうかが肝心です。
これは信用に値するクリニックかどうか見極める重要な要素。
アフターケアとして
・ ご自宅のケアについてのアドバイスしてくれるかどうか
・ 感染症やアレルギーが出ていないかの診察してくれるかどうか
・ デザインの流行が変わった際に修正方法をしっかり説明してくれアドバイスしてくれるかどうか
などです。
眉の好みが変わり、デザインを修正する場合にはどのような除去方法、修正方法で行うのか説明も前もってカウンセリング時に聞いておきましょう。
除去、修正の施術前後の写真もカウンセリング時に見せてもらい初回の手術だけでなく長く付き合うに値するクリニックかどうか見極めましょう。

流行のメディカルアートメイクのデザイン
現在のメディカルアートメイクはどこまで技術が進んでいるのでしょうか。
クリニックの力量を見極めるには最低限の知識を身につけておかなければいけません。
一昔前のメディカルアートメイクは皮膚の深い層に色素を注入し長期的に効果が継続するものした。
本人がお望みの形の眉をそのまま塗り絵のような感じで入れていた時代がりました。
現在のメディカルアートメイクは皮膚の上層部に色素を入れ、およそ1〜2年くらいで徐々に消えていく“中期的なお化粧”という感じです。
眉の流行りにも臨機応変に対応できる、3D、4D眉と呼ばれる技術が主流になりつつあります。
以前だと・・・
・ 長期間(およそ5年)続く効果
・ 眉山から眉尻まで変化のない濃さのトーンのベタ塗り眉
・ 1D眉と呼ばれる技法
といった感じでした。
最近のアートメイクのトレンドは・・・
・中期的(1〜2年)で消える
・メイク真皮の上層、つまり表皮に色素を注入
・針で1本1本毛並みを描く、柔らかい実際の眉に近い
・3D、4D眉と呼ばれる技法
というように技術は進化しています。
ちなみに、サイトの冒頭でも紹介した小島瑠璃子さんが受けた施術は4D眉になります。
どうでしょうか?
最近のアートメイク術がどんな感じがイメージがつきましたでしょうか。
アートメイクって刺青(いれずみ)なの?
皮膚に色素を入れるということで良くきかれるメディカル「メディカルアートメイクって刺青なの?」という質問です。
メディカルアートメイクと刺青は全く異なるものです。
アートメイクは色素を皮膚の上層部に入れることに対し、刺青はより深い層に色素を入れます。
刺青は一生消えませんが、メディカルアートメイクは表皮のターンオーバーにより1〜2年かけて自然に徐々に薄くなっていきます。

次の図のようにアートメイクは表皮という皮膚の浅い層に施術します。
アートメイクで色素が入れられる表皮の厚みは0.2mmということ。
この厚みに色素を入れるには高度な技術が必要になります。
資格や十分な技術、設備を持たない施術者さんが表皮の厚み0.2mmの深さに色素を入れるのは困難というもの。
中には0.2mmより深い層に色素を入れてしまい、色がなかなか落ちないということも・・・

アートメイクは資格を持ったクリニックで適切に受けるようにしましょう。
アートメイクを失敗しないために注意すべきクリニックを選ぶ際の5つのポイントまとめ
@ 施術者さんの技術がしっかりしているかどうか
A 施術前にお医者さんの診療があるかどうか
B 詳細までのデザインの共有
C 品質・安全性の高い色素が使用されている
D 施術後のアフターフォロー充実